自公圧勝！

　衆議院選は自民党、２９４議席、公明党３１議席と自、公の圧勝で終わった。民主党（前、２３０議席）から何と４分の１の５７議席と大幅に減、第三局、日本維新の会、台風の目となるかと思ったが、５４議席にとどまった。メディアの予想通り自民の勝利とは思っていたが、これほどまで圧勝するとは思わなかった。しかし、絶対的自民党支持ではないと思われる。民主党への信頼が失われたのと、多くの党の乱立で無難な自民党支持となったのではないだろうか？多くの党が、原発の即時廃止、消費税引き上げ反対など耳触りの良い事ばかりを言っていたが、現実味にかける気がした。１億２千万の民の生活がかかっている。そして生活の条件がそれぞれ違う。良い事ばかりで成り立つはずがない。いずれは原発を無くさないといけないのは自分も賛成だ。しかし即時と言えば、その原発に携わって生活している人の事も考えなければいけないだろう。「原発は危険だ、失業してもかまわない」と言う事にはならない。消費税も福祉税としてなら、やむを得ない事では無いだろうか、その分景気を良くして収入を増やしていかなければならないだろう。そういった面で自公には、これから難しいかじ取りが委ねられた。今度は力を試される。景気回復もだが、外交、特に領土問題、北朝鮮の拉致、核の問題、ＴＰＰ、米国との安全保障の再構築、内政では東北の震災復興など問題山積だ。今度失敗すれば、次からそう簡単に自民党も支持されることは無いだろう。圧勝したものの以前の様な事では国民が許さないと思う。大変なかじ取りになるだろう。全身全霊で取り組んでほしい。大いに期待している。それにしても投票率が悪い、特に街場では、田舎は７０〜８０％有るのに５０％下回っている所もある。もっと政治に関心を！−おわりー