公共事業!

 阿部自民党総裁建設国債を発行、それは全部日銀に売却する。(買わせる)と発言したらしい。元の仕事だけに公共事業となると関心がある。日本の借金の大半が建設国債の発行により膨れ上がったと言われている。確かにバブル期に必要のない物まで作った事も有るのだろうが?この国の産業で地方(田舎)まで仕事の場を作るには、建設業しかない。車の部品、繊維会社など一時期来た事はあるが、運搬の面で港や空港までのアクセスが悪く撤退した。そんな中で建設業は田舎に若者をリターンさせ、季節的労働も確保し田舎でも当時は活気があった。その後、公共事業=悪、建設業=悪を貪り食う虫のように言われ、衰退していった。多くの同僚が倒産、廃業へと追い込まれた。それまでは地元に大きく貢献したはずなのに?田舎の小さな建設会社は、一所懸命だった。悪と言われるのは、いわゆるゼネコンと呼ばれる大手だったのだ。彼らは今でも大いに儲けていると思う。日本がだめでも海外があるからだ。それに東京へ行ったら、建設工事の多さにビックリする。今は福祉施設などのソフト事業に予算の多くを回していると言うが、施設側は大変らしい。自分は文具も扱っているのでコピー用紙などおさめてはいるが、大きなお金は町外の専門業者に流れているのだろう。自分も障害者だし恩恵も受けている部分もあるが、やはりハード事業にもっと金を入れないと田舎の景気浮揚にはならないと思うのだが?今日一人、明日また一人、街場へと仕事を求めて若者が田舎を捨てていく、残念な事だ。−おわりー!