久々の上棟。

 自分の家を建てるのは男の夢であり、それを達成する事は男の誇りでもある。昨日は親戚の息子が立派な家を建設中、3世帯住宅、将来嫁さんの親も(自分の従兄に当たる)一緒に済むらしい、親孝行な事、良い事だ。親の元気なうちに新築の家に住まわせる事が出来る、これも親孝行、いま親を粗末にする傾向が一般的に広がっている中で(自分もその内に入るのかな?)実に立派な事だ。自分も42歳で家を新築した。17年前、まだローンが残っている、決して贅沢な家ではないが自分の城である。まず母を住まわせる事が出来た事(今は認知がひどく、自分も障害がある為施設に預けているが、可哀そうな事をしている)何よりも子供たちが喜んだ。いまは子供部屋は物置になっている。結婚したとたん帰ってこない、職業柄もあるが、いつぞや次男坊が「物置になっとる」憮然と言った事がある。これから家を建てる方へ、子供部屋なんて必要ない、何年も家に入る訳じゃないから、無駄、広間をカーテンで仕切る程度でいい。この時期に家を建てるのは勇気もいった事だろう、当家のご繁栄を祈る。

「人は石垣、人は城・・・」・・・武田信玄(戦国の世では家来や城下の人々の事だろうが、今の世では自分の周りの人を大事にせよ言う事にもなると思う)END!