イチローの大きさに感動!

 昨日の夜NHKの番組で、プロフェッショナル「職人の流儀」という番組に出演したらしいが、あいにく見る事が出来なかった。今日facebookに、マリナーズを退団し、ヤンキースに移籍して最初の対戦相手が、古巣マリナーズ、それもアウェイとして対戦、その1番バッターで打席に立つ前、球場のファンに向かってヘルメットを脱ぎ深々と礼をするイチローの写真が載せられていた。お世話になった地元ファンとグランドへの心からの「礼」だったのだろう。球場のファンはスタンディングオベーションイチローの謙虚でひたむきな姿に惜しみない拍手を送った。自分もその試合を見ていた。胸がジーンとしたのを覚えている。1流と言われる選手とそうでない選手はその辺が違うのだ。普通の人間はチョツと調子が良くなると、鼻高々、強気の発言が多いがイチローは違う。自分を戒める発言はするが決して強気な発言はしない。そしてライバル選手をたたえる事を忘れない。こんな選手は今後出てくるだろうか?来年もヤンキース残留が決まった。いい成績を残すだろう。彼は自分に負荷をかけて強くなる選手だ。期待する。もう一人、礼儀を重んじる選手がいた。元ソフトバンクの小久保選手だ。彼もグランドに上がる時、試合が終わってダグアウトを後にする時、必ずグランドに一礼をしていた。それはホームでもアウェイでも、勝っても負けてもだ。いつも思っていた。「綺麗(心が)なせんしゅだな〜?」と。礼を重んじる。いわゆる挨拶のできる人間と出来ない人間は、天と地ほどの人間の器の差があると自分は思っている。そういう自分も忘れる事がある。まだまだだ。−おわりー!