俗世!

 3日間留守をしました。名古屋まで行ってきましたが、気の重い3日間です。仏教ではこの世の事を「俗世」と表現されます。(浄土真宗だけかもしれないが)その「俗世」たるや、無情な世の中である。大事なものを何ともなく奪い去る。今までもそうであったが、そのたびにこの世の無情をおもい知らせれる。止めどなく涙があふれ、元気なころの優しかった姿が目にすがって仕方がない。会うが別れの始めとは良く言ったものだ。物心ついたときにはそこにはもう優しい顔があった。貧乏がゆえに集団就職で名古屋に働きに行ったが、その時も無性に寂しかったのを覚えている。何度か里帰りするたびに、子供の頃の思い出を嬉しそうに話していた。しかしもう会えないなんて信じられん。−寂しいなー!