「坂の上の雲」

 日露戦争を題材にした司馬遼太郎の名作がテレビ放映(一昨年より)、秋山真之(本木正弘)や秋山好古阿部寛正岡子規香川照之)を中心に明治の動乱期をドラマ化している。宮崎出身で当時の外務大臣小村寿太郎竹中直人)も宮崎にもこんな大物が居たのかと思わせる。乃木大将や東郷元帥など大物役者がズラリ、良い味を出している。今、はやりの即席ドラマとは違うな。日本が西洋列強から植民地化されないよう、意地を見せた大きな節目の戦争だった。この戦争に敗北していたら、朝鮮半島はロシアに占領され、ひいては日本も占領されたかもしれない。日本海海戦や203高地の激戦、旅順港攻撃が展開されるのだろう。先人たちの苦難を見て、感じて、今を思わないといかんと思う。楽しみだ。長くなる!−終わり-!

「皇国の興廃、この一戦にあり、全員一致努力せよ!」・・・東郷平八郎